ハグの効果

ハグの効果

日本ではなかなかハグはしないものです。恋人同士でも最初はハグの回数が多いですが時間経過とともにハグの回数は減ります。夫婦であれば尚更ハグは減っていくでしょう。とても仲の良いカップルくらいで普通はハグしなくなってしまうことが多いと思います。

しかしハグはパートナーは特にそうですが、友人や家族などとすることでも大きな精神的・身体的な効果をもたらすことがわかっています。毎日1回のハグを心がけるだけで健康になるハグの効果を解説します。

精神的な安心とストレス解消

例えば仕事でストレスを抱えている時、家庭でのことでストレスを抱えている時、こんなときは精神的に不安定だったりイライラしたり、辛かったりするものです。そこでパートナーとハグをすることをお薦めします。

ハグは精神的ストレスを緩和することがわかっています。研究によるとストレスの1/3がたった30秒のハグで解消されることもあるのだとか。確かに大切な人とハグをすることで不安感の解消される経験は多くの人が感じたことがあるでしょう。根本解決になっていなくても、ハグをするだけで癒やされるのはこのためです。

出かける前にハグをする、これだけで安心感だけでなく自分にはこの人がついている、という心強さまで得られることはありませんか?

寝る前にハグすることで今日の嫌なことを忘れてリラックスして眠りにつけることはありませんか?

不眠が軽減

寝る前のハグは安心感が生まれたり、今日一日のストレスが解消されたり、不安感が軽減されるなどの効果があります。これによって睡眠の質が高まることもわかっており、と同時に不眠症にもある程度の効果があると考えられています。

毎日睡眠導入剤などを飲んでいる人が薬なしで眠れるようになる、というそこまでの劇的な変化はないと思いますが、それでも眠るギリギリまでのストレスはかなり改善されるでしょう。

夫婦が同じベッドで寝ているのにもかかわらず、お互いに背中を向けて眠るのは悲しいですよね。そこに至るまでには、どちらかが背中を向けてねてしまうのですが、背中を向けて寝ることが続いたとき、とても悲しくなるのはわかるでしょう。この正反対がハグです。抱きしめて寝ることはまず快適性の面で難しいので、ハグをしてから寝る。これだけで幸福度が増しセロトニンの分泌も増えるそうです。

不眠はこころの不安から来る場合が多いので寝る前はハグする習慣をつけるとよいですね。

免疫力アップ

ハグによってストレス軽減効果があると、免疫力低下を抑えて逆に免疫力を高める効果が考えられます。実際の研究ではハグによって免疫力が向上するというデータもあります。

免疫力というのは物理的に体温が低下したとき、疲れている時、栄養不足の時、そしてストレスを多く抱えている時に低下します。ハグによってストレスが軽減されると、疲れも吹き飛ぶでしょう。これよって低下しつつあった免疫力が高まることがわかっています。

さらにノースカロライナ大学によると高血圧や心臓病などの予防にもなるというデータまであります。

ハグによって分泌されるホルモン

これまでのハグの効果について書いてきましたが、これらが起こるのはハグによって体内でいくつかのホルモンが多く分泌されるようになるからです。

幸せホルモン オキシトシン

オキシトシンはハグすることで脳内でぶんぴつ されるホルモンのひとつです。一般的には幸福ホルモンや愛情ホルモンなどと呼ばれています。オキシトシンが分泌されることで愛情が深くなったり親密度が高まります。

パートナーとのハグだけでなく、子どもやペットを抱きしめている時などに幸せな気持ちになるのはオキシトシンが分泌されるためです。オキシトシンが分泌されると安心し情緒が安定してきます。

また親近感も沸くことがわかっています。恋人とハグしたときにより近くなれた気がするのはこのためです。

快楽ホルモン βエンドルフィン

元々脳内モルヒネとしても知られていますが、ハグをして相手のぬくもりを感じることでβエンドルフィンが分泌されます。βエンドルフィンは免疫力を高めたり安心感による睡眠の質向上などにも役立つそうです。

幸福ホルモン セロトニン

セロトニンも幸福感に関係するホルモンでとても重要視されています。うつ病などの場合セロトニンが不足している事が多く、これらの分泌系をコントロールする薬を服用します。

セロトニンが不足するとうつ症状などの精神症状が多発します。自発性がなくなりやる気が無くなる、すべてネガティブに考えてしまう、仕事ができない、人と会うのも面倒という社会性の低下などです。

ハグによってセロトニンが分泌されるとこれらが改善されていきます。さらにセロトニンが分泌されると反対に睡眠に必要なメラトニンも多く分泌されるようになるので睡眠の質が向上します。日頃幸せな人はセロトニンが多く分泌されていて、その反対にメラトニンも多く分泌れることで睡眠の質もよくなるということです。

ハグは万能

ハグをするだけでこれだけ精神的な安心や安定を得られるのであればハグをしないわけにはいきませんよね。

今パートナーとあまりうまくいっていないなら、タイミングを見てハグをすべきでしょう。お互い愛おしいと実感できればこれからもまた幸せない生活が遅れることでしょう。精神的な安定は健康に直結します。幸せになるためにハグを毎日30秒で良いので続けてみましょう。