日光浴でビタミンD生成、うつ病改善にも効果

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日光浴でビタミンD生成、うつ病改善にも効果

日光に当たりすぎれば紫外線によってシミができたり、皮膚がんの原因にもなるということでできるだけ太陽光に当たらないようにすることが基本となっていますが、実際は太陽に当たらないと生成されないビタミンDが不足します。そしてビタミンDが不足すれば健康被害が出てくること、精神的なうつ病にも関係があることがわかっています。

アメリカなどではビタミンD添加の牛乳やジュースが大量に売られているほど、ビタミンD不足が懸念されています。日本でも当然そうで、あまり日光浴の効果について話題にならないものの、多くの人が日光浴不足によってビタミンD不足になっていると考えられています。

それでは日光浴によってどれだけ私達が健康な体、心を手に入れられるのか、解説していきます。

ビタミンDを生成する日光浴

ビタミンD生成は日光浴、食事、サプリで補給できます。紫外線のことを考えても基本的には日光浴をお薦めします。日光浴というのは日焼けとは違うので、日焼けをしろ、というのとは違います。

普段の生活の中で太陽光の下に出て行動する、ということが大切です。

ではどれだけ太陽光に当たればよいか、というと、冬場を除く昼間に10分間太陽光にさらされるだけで、牛乳30リットルに含まれるだけのビタミンDが生成されます。これだけのビタミンDが勝手に生成されるわけですから、毎日平日だけでもランチの時間帯にお店まで往復10分歩けばビタミンDを自然と補給できるわけです。

日光浴が必要な人浴

日光浴が必要な人、つまりビタミンD不足になっている人は、普段日焼け止めを使い、日傘、長袖、帽子などで紫外線予防を完ぺきにこなしている人。特に女性は日光浴不足になっている可能性が非常に高いです。しかもこのような女性は戸外にいる時間を減らしていることが多いでしょう。確実に日光浴不足になっています。

またオフィスワーカーが多くなったことで、太陽光に当たらなくなる男性も当然多いですよね。特に通勤で電車を使う場合は移動のときもほぼ太陽光に当たらないことがあるため、実は外回りの営業職や戸外での仕事をしている人以外は殆どの人が日光浴不足となります。

日光浴不足でうつになる

日光浴していないことがうつの原因になっている場合があります。また、うつの人が日光浴することによって改善することもあると言われています。特にうつ病になると引きこもりがちになるため1日だけでなく数週間、数ヶ月まったく太陽光に直接さらされない、ということが多々あります。

要するに日光浴は毎日することで効果を発揮するので、1週間のうちに1日10分を7日分の70分を1日で補充する、というものではないのです。毎日10~30分は日光浴することが推奨されています。うつで引きこもってしまうのを無理に引きずり出すことはできませんが、できれば昼間軽く散歩ができるようになれば習慣化していくことをお薦めします。

うつ病になる原因のひとつに睡眠不足や体内時計の不調が挙げられます。これも日光にあたることによって体内時計をリセットできますから、長時間太陽に当たらなくても、毎日10分、朝太陽光を浴びるだけで体内時計はリセットされます。不眠が改善されることで初期のうつ病はかなり改善されます。気分が優れない場合は毎朝起きたらボーッとでいいので太陽光に直接当たるようにしましょう。

ビタミンDの効果

骨粗鬆症予防

ビタミンDはカルシウムの吸収を促すので骨粗鬆症予防に必須です。特に高齢になることによって体内のビタミンD生成は減っていきます。そのため普通にしていても高齢者はビタミンD不足になりがちです。最近はジムに通う高齢者も増えていますが、できれば戸外で太陽光に当たって散歩をする習慣があると良いでしょう。

免疫力向上

ビタミンD不足によって免疫力が低下します。冬場に風邪を引きやすくなるのは日光浴不足のためだけではないですが、それだも冬場は紫外線量の低下し免疫力が低下していることは間違いありません。最近の研究ではビタミンDによって免疫力を高めることができるだろうというテーマが多く見られます。

生活習慣病予防

生活習慣病である糖尿病、脳梗塞、脳卒中予防に効果が期待されています。というのも、これらの人たちは多くの場合ビタミンD不足であったことが報告されていからです。直接的な原因になっていなかったとしても、免疫力向上などの効果も期待できるため、病気の予防に日光浴が重要であることがわかるでしょう。ちなみに厚生省が2010年に「ビタミンDが糖尿病を予防する」という旨の発表をしました。世界でも同様の認識が広がっています。

ガン予防

ビタミンDを大量生成する人はあらゆるガンの発生率が低かったというデータがあります。ガンの発症率についてはデータによってばらつきがあり、またガンの種類によっても違いますが、20~80%も減ることがあるようです。ただし紫外線が強い地域、オーストラリアなどでは紫外線による皮膚がんが問題視されているので、過度な紫外線は害になります。